佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
検査後・術後の状態管理・看護を実施することは、看護師の重要な役割の1つです。患者さんの不安や苦痛を軽減できるようなかかわりは、治療を受けた患者さんの満足度にも直結します。
そこで、これだけは知っておきたい! 日帰り検査・手術後の状態管理や看護に必要なフレーズを紹介します。
アメリカの病院で実際に使用されている術後シートの内容に沿って、内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)施行後の術後管理をテーマとしますが、ほかの日帰り手術にも応用できる内容を紹介していきます。
本日のフレーズ
「帰られる前に、何か質問や心配なことはありませんか?
これですべて終了です。お大事に」
患者さんが帰る前に、何か質問や心配なことがないか尋ねましょう。最後に「お大事に」と声を掛けるのも忘れずに。
A Good Example – おすすめのフレーズ
Do you have any questions or concerns before you leave?
OK, you are all set. Please take care of yourself. Have a nice rest of your day.
「質問や心配なことはありませんか」は「do you have any questions or concerns」を使いました。このフレーズは、医療現場に限らずあらゆるビジネスや手紙・メールの文末に使われるフレーズです。ビジネスメールの文末にはよく使われるフレーズがこちらです。
• If you have further questions or concerns regarding this matter, please feel free to contact us.(この件に関しまして、ご質問等がございましたら遠慮なくお問い合わせください)
「帰る前に」は「before you leave」を使いました。
「これですべて終了です」は「you are all set」を使いました。
「you are all set」は術前の問診でも紹介しました「完了」を表すフレーズです。レストラン・スーパーマーケット・役所・職場・家庭など日常のあらゆる場面で使います。
例えば、必要書類を提出した相手 から「you are all set」と言われたら、「提出物の受け取りはすべて完了した」ことを意味しています。
患者さんもよく「Am I all set? 」と聞いてきますよ。「もう終わった? 帰ってもいい?」と尋ねています。
「お大事に」は「take care of yourself」を使いました。もちろん、「take care」だけでも構いませんが、手術をされているので「お体をお大事に」というニュアンスをより含んだ表現を使いました。
最後に「have a nice rest of your day」を加えています。
このフレーズは、日本語の「お疲れさま」「さようなら」と同じような別れ際のお決まりフレーズです。
ほかにも別れ際のお決まりフレーズには、「have a nice day」「have a good day」「have a good one」「have a wonderful day」、金曜日や土曜日なら「have a nice weekend」などを使います。
今回紹介した「have a nice rest of your day」の「rest of your day」は、「今日の残りの時間」という意味で使っています。“今日は手術でたいへんでしたが残りの時間はいい時間にしてください、楽しんでください”というニュアンスで使っています。
次回からは、
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