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症状の聴取を英語でするには?[呼吸器編1]のサムネイル画像
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!


患者さんに一番近い存在の看護師は、「今日はどうされましたか?」から始め、症状を聞いて患者さんに起こっている健康問題の把握を行います。外国人の患者さんに対してもコミュニケーションを通して主観的情報を収集し、客観的情報と合わせて全身状態の把握が必要ですね。
そこで今回は、これだけは知っておきたい!症状の聴取に必要なフレーズを診療科に分けて紹介します。
最初の診療科は、呼吸器です。
症状の把握には、OLDCARTを用いて問診を行います。OLDCARTとは、Onset(発症)、Location(症状のある部位)、Duration(症状のある持続時間)、Character(症状の性質))、Aggravating/Alleviating factor(増悪/軽減要因)、Radiation(症状の広がり)、Timing (症状がいつ起こるのか) の頭文字をとった症状のアセスメントツールです。

本日のフレーズ

(呼吸器の)看護師の佐藤です。
今日はどうされましたか? いつから調子が良くないですか?

お決まりのフレーズ「今日はどうされましたか?」から始めましょう。
ただし、問診の前には、手洗い(Hand-wash)、患者さんのプライバシー保護(providing privacy)、自己紹介( self-introduction)、 ID確認(checking ID)を忘れずに。

>>さて、みなさんはどう英語で表現しますか?

A Good Example – おすすめのフレーズ

Hi, my name is SATO. I am a (respiratory) nurse.
Nice to meet you. What brings you here today? When did you start feeling unwell?

患者さんの症状の深刻度にもよりますが、自己紹介をして看護師であることを伝えてから問診に入りましょう。
呼吸療法認定士の資格をもっている人や、呼吸器疾患のトレーニングを受けて生活指導などを行っている人は、単に「nurse」よりも呼吸器の専門であることを加えて「respiratory nurse」と強調してもいいでしょう。
「respiratory」は「呼吸器」という意味です。
肺疾患に専門的にかかわっている場合は「pulmonary care nurse」のほうがいいでしょう。
「pulmonary」は「肺の」という意味です。

「今日はどうされましたか?」は、「What brings you here today?」を使いました。
「What brings you (to) ~」は、直訳すると「何があなたを~へ連れてくるのか」ですが、失礼な言い方ではなく日本語の「どうされましたか」にあたります。
「どうされましたか?」は、他にもいろいろな言い方があります。
例えば、
●What seems to bring you here today?
●What brought you to the hospital today?
●What is wrong with you?
●What can I do for you today?
などです。
「どうされましたか?」と聞いて患者さんの訴えていることが理解できるように、呼吸器の症状は次回のレッスンから紹介していきます。

「いつから調子がよくないですか?」は、「When did you start feeling unwell?」を使いました。
この質問は、症状把握のアセスメントツール:OLDCARTのOnset(発症)を尋ねています。

「調子がよくない」は、「feel unwell」です。
ほかにも「調子がよくない」には、いろいろな表現があります。
例えば、
・I am feeling unwell
・I am not feeling quite well
・I am feeling sick
・I feel under the weather
などです。
「under the weather」は、体調がすぐれないときに使うイディオムです。どんよりとした暗い天気を思い浮かべていただくとイメージがつきやすいでしょう
風邪から二日酔いまで体調不良全般に使える便利な表現です。

本日のマメ知識

「sick」は「ヤバい」?
「sick」といえば「病気」と私たちは学校で習いましたが、スラングとして使われる「sick」は、日本語の「ヤバい」に相当します。といっても、危ないほうではなくテンションが上がったときに使う「ヤバい」です。
例えば、かわいい自撮りに成功したとき「This photo is sick」、かっこいい車を見たとき「That’s sick」など、「awesome」や「cool」に似た意味で使います。



次回は、呼吸器アセスメントに必要な呼吸器症状の単語を紹介します

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