
ICUで治療中の重症患者さんの清潔ケアに関する看護計画
集中治療室(ICU)に入室している重症患者さんは、呼吸不全や循環不全などにより長期間の安静が必要なことが多くなります。そのため、患者さん自身で清潔を保持することが困難なだけでなく、体位変換や清潔ケアによって呼吸状態や循環動態が変動するリスクもあります。看護師はこれらのリスクを考慮したうえで、そもそも清潔ケアを実施するかどうか、清潔ケアをするならどのように実施するか検討することが求められます。今回はICUで治療中の重症患者さんの清潔ケアに関する看護計画を立案しました。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
全身状態の悪化に伴い長期間の安静から清潔保持が困難である
看護目標
清潔が保持され皮膚トラブルが予防できる
観察計画 O-P
原疾患の治療経過
呼吸不全、循環不全の推移
栄養状態
皮膚の状態
排泄状況(便の性状、失禁など)
人工呼吸器の設定(モード、FiO2、PEEPなど)
In-Outバランス
使用している薬剤(カテコラミン、ステロイドなど)
使用しているデバイス類
検査データ(TP、Alb、WBC、CRP、血液ガスなど)
画像データ(胸部X線、CTなど)
援助計画 T-P
状態に合わせて皮膚の清潔を保つ方法を検討する
体位変換や除圧の方法を検討する
デバイスの位置や固定方法を皮膚の状態に合わせて調整する
全身状態に合わせた栄養管理方法を検討する
教育計画 E-P
必要に応じて患者さん本人や家族に清潔ケアの必要性を説明する
必要に応じて患者さん本人や家族に栄養の必要性を説明する
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