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解説
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迫田 典子

昭和大学病院 入院棟13階病棟 急性・重症患者看護 専門看護師

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どんなケースにも共通する輸液管理の基本的な考え方について整理しておきましょう。


輸液製剤の種類

輸液製剤には、細胞外液補充液、維持輸液、糖輸液、アミノ酸輸液、脂肪乳剤などの種類があり、目的に合わせて選択することになります。

覚えておきたい輸液製剤の種類

覚えておきたい輸液製剤の種類

ショック時に使用する輸液製剤

ショックとは、大量出血などにより循環血液量が維持できていない状態のことですから、血圧を上げることが輸液の主な目的になります。

それには、Naの組成が細胞外液と同じ140mEq/L程度になっている、生理食塩液や乳酸リンゲル液などの細胞外液補充液を使わなければなりません。

Naの含有量が低い維持輸液や、Naを含まないブドウ糖液などを投与しても、血管内には極めて少量の水分しか残らず、循環血流量は増えないのです。

例えば、ショック時にブドウ糖液を1L投与しても、血管内にはその5/60の80mL程度しか残りません。

(『ナース専科マガジン』2012年4月号より転載)

次回は、「輸液製剤の種類と特徴」について解説します。

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