佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
外国人患者さんのバイタルをスムーズにとるために「これだけは知っておきたいフレーズ」を紹介します。今回は、脈拍編(6)です。

本日のフレーズ
「脈は45回です。脈がかなり遅いですね。今まで、気が遠くなったり、失神したりしたことはありますか?」
患者さんの脈が遅いですね。危険な徐脈の症状を今まで経験していないかを確認しましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Your pulse is 45. It is pretty slow.
Have you ever experienced a black-out or passing-out?
「かなり」という表現に、血圧編でも使った「Pretty」を使いました。
また、「今まで~したことはありますか」は、「Have you ever experienced(or had)~」を使いました。
例えば、
●Have you ever experienced chest pain? 「今まで胸が痛くなったことはありますか?」
●Have you ever had shortness of breath?「今まで息切れしたことはありますか?」
などと使います。
さて、今回のポイントは「気が遠くなる」「失神する」という表現です。
「気が遠くなる」は「Blackout」を使いました。目の前が一瞬真っ暗になって失神しかける感じです。「Black」から想像しやすいですよね。また、「Blackout」は「停電」という意味もあります。
「失神する」は、英和辞典には「Fainting」、医学辞書には「Syncope」と載っていますが、患者さんがよく使うのは「Pass out」です。完全に意識がなくなって気を失うという意味です。

Quick Lesson-本日の豆知識
「Pass out」はアメリカのコメディによく出てくる言葉で、「飲みすぎて酔いつぶれる」「疲れすぎでぶっ倒れる」「ショックすぎて気絶しそう」なんていうときに使われます。
先日、友人が使っていた「Pass out」の例を紹介しましょう。
親知らずを抜くことになった友人が、2,000ドル(約24万円)の請求書を受け取ったとき、
I was almost passed out!「(もうショックで)倒れそうだった!」
と高額請求を嘆いていました。
このように、いろいろな場面で使えるので、ぜひ覚えてくださいね。
次回からは、「体温測定するときのフレーズ」のレッスンです。
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