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第14回 胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん(その3)のサムネイル画像
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高梨あさき

順天堂大学医療看護学部/大学院医療看護学研究科 講師

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胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん(その1)
胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん(その2)


事例つづき

訪問時点で患者さんの脈拍は48回/分。腹痛・腹部膨満はなし。身体の痛みや肩こりなどの有無を確認すると、肩こりは以前からあるが、増強はなし。排便状況は、前日の昼間、坐薬と摘便にて軟便を大量に出していました。

→あなたなら、どうする?


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山内先生の解説


みんなの回答

この事例のつづきを読んで、患者さんがどのような状態にあるのか、なぜそう推測したのかを聞きました。回答者数は58人。

どのような状態にあるのか?なぜそう推測したか

「どのような状態にあると推測したか→そう推測した理由」という順番で掲載します。

●排便コントロールゆえに、脱水を起こしている。
→軟便を多量に排出した結果、水分不足が生じていると考えた。(まいさん)

●排便によるショック、脱水。
→大量の排便があったため。(あーさん)

●心筋梗塞・心不全悪化。
→排便状態は問題なし。腹部状態も問題なし。「気持ち悪い」・「脈拍48回/分」は明らかに徐脈と、心機能低下の可能性があると思った。(匿名さん)

●低カリウム血症、ジキタリス中毒の疑い。
→患者は腹部膨満が強く、イレウスに近い状態にあったと推定され、その状態から多量の排便がなされているため、容易に低K血症といった電解質異常をきたしやすいものと思われる。 またスピロノラクトンは併用されているものの、心不全コントロール目的にフロセミドも投与されており低K血症の増悪に寄与している可能性もある。
HRが低下している原因が低K血症に伴う房室ブロックであると考えれば矛盾はない。ジギタリスも服用されているので、低K血症でジギタリス中毒を併発しているならば、気持ち悪い、という主訴の説明もつく(徐脈の原因となっているかもしれない)。(むっきょさん)

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