佐藤まりこ
執筆者の記事一覧
外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
看護師の問診は、短時間で的確に必要な情報を聞き出し、緊張している患者さんの不安を取り除くことが求められます。
特に、麻酔の必要な検査や手術の前の問診は、患者さんの準備がきちんとできているか、検査や手術に適した状態かどうかを評価する重要な看護行為です。
そこで、これだけは知っておきたい! 検査や手術の前の問診に必要なフレーズを紹介します。 アメリカの病院で実際に使用されている問診シートの内容に沿って、大腸鏡検査(Colonoscopy)当日の問診をテーマに紹介していきます。
本日のフレーズ
「うつ病や不安症はありますか? 薬は何か飲んでいますか?」
術前の問診に必要な項目を質問していきます。今回は、精神疾患系の既往歴を確認しましょう。
A Good Example – おすすめのフレーズ
How about depression or anxiety? Are you taking any meds for this?
うつ病や不安症などの精神疾患は、アメリカで非常に多い疾患の1つです。精神疾患の統計によると、アメリカ人の10人に1人がうつ病と報告されていますが、私の経験ではもっと多いように思います。10人の患者さんを見たら3~4人はうつ病の既往があり、内服治療をしている印象があります。
「うつ病」は「depression」です。
「不安症」は「anxiety」です。
「anxiety」は発音が難しいので、正しい発音の確認をおすすめします。
特にアメリカの患者さんは、「depression」や「anxiety」をあまり隠したりはしません。
ただ、非常に厄介なのは内服薬です。種類が多く、新薬が次々に開発され市場に出回るため、覚えるのは大変困難ですが、その中でも代表的な抗うつ薬(anti-depression)を紹介しましょう。
●SSRIs(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
・Zoloft® (ゾロフト)
・Celexa® (セレクサ)
・Lexapro® (レキサプロ)
・Prozac® (プロザック)
・Paxil® (パキシル)
●SNRIs(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)
・Cymbalta® (シンバルタ)
その他の精神疾患で多いのは、アルコール依存(alcohol abuse)、薬物乱用(substance abuse)、ADHD、摂食障害(eating disorder)、そして躁うつ病(bipolar disorder)などです。
次回は、今までの手術歴と麻酔の副作用について確認するフレーズを紹介します。
\ この記事をシェアする /














