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トップは、認知症を視野に入れて「精神科・心療内科」
常に人気の高い分野である「救命救急」を抑えて1位になったのが「精神科・心療内科」。「その他」の内訳でも「認知症ケア」がトップになっています。2025年には5人に1人が認知症になると推計されている現状のなか、臨床の現場でも認知症の人が身体疾患を抱えて入院するケースが増えています。
フリーコメントには「認知症専門病棟に勤務中。併設されている認知症疾患センターには認定看護師が不在。相談員が医師と一緒に動いているが、患者さんの看護だけでなく、家族のフォローや地域との連携など相談員だけではカバーできない部分も多いので、地域のニーズに応えるため、何より患者さんに寄り添う看護をしたいと思う」(Mimi)「訪問看護の利用者に認知症が増えていて対応が難しい」(まる)などがみられ、現在の業務の中で、認知症についての専門知識の必要性を実感している人が少なくないようです。また、「高齢社会が進むなか、どんな診療科においても認知症に直面する可能性が高い」(にんてぃ)「今訪問看護に興味があるが、これからは認知症や精神疾患がある人の社会復帰や在宅療養などでニーズが高まると思う」(ひまわり)と、これからの医療の動向を見据えた声も挙がっていました。
1割が「ない」と答えた理由には さまざま思いが
一方で、専門性を高めたいという分野が「ない」と答えた人も1割ほどいました。
「やりたいことがわからない」(みき)「現在の看護に疑問を感じている。看護師に向いていないのではと思い必要性を感じない」(はっちゃんねる)など、迷いを抱えている様子が伝わる声が寄せられました。
半面、「現在の業務がかなり多岐に渡っている。それらをきちんと行いたいので、今は専門性を極めたいとは思わない」(匿名)「混合病棟勤務で、急性期から慢性期、老年、末期などさまざまな病態の患者さんの看護をしているので、専門性の高さより幅広い知識と技術を身につけたい」(M.T)と、ゼネラリストとして看護と向き合いたいという人も少なくないようです。

少数派(5人未満)にはこんな分野が
内分泌・代謝 4、心臓血管外科 3、形成外科 3、膠原病・リウマチ・アレルギー 2、眼科 1、放射線科 1
「その他」の内訳
認知症ケア 11、緩和ケア 7、老年看護 6、在宅医療・看護 3、訪問看護 3、手術・周術期 3、医療安全 2、産業保健 2、終末期の在宅医療 2、集中治療 3、重症心身障害児 2、人工透析 2 、予防医学 2、内視鏡検査・内視鏡治療 2、介護 2、ターミナル・看取り 2 など
*ナースプレス会員アンケート結果から
本記事はニプロ株式会社発行の看護情報誌「ティアラ」2018年8月号 TiaraNo.117より転載しています。