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新人時代は苦手でも、今は好き!「注射・輸液管理」
新人の頃は、苦手な手技として上位に挙がることの多い「注射」。しかし、今回は「注射・輸液管理」が好き(得意)なケアとしてトップになりました。
その理由としては、「治療の一環であり、症状が緩和されたり治癒したりするから」(大阪府・病棟勤務)「しっかりとしたアセスメントが必要であり、看護師のかかわりが重要となるケアだから」(東京都・病棟勤務)と、治療の一部としての重要性とそれにかかわるやりがいを挙げた人がいた一方で、「救急外来や病棟で鍛えたので、かなり扱いにくい血管でも上手に刺入することができる!」(兵庫県・介護保険施設勤務)「採血、注射はほぼ確実に患者さんが痛みを感じることなくできる。看護師だった母によく教わりました」(茨城県・訪問看護ステーション勤務)と、これまでの経験や努力によって好きになったとした人も少なくありませんでした。注射が苦手という新人看護師には、希望が感じられる声ですね。
「スキンケア」は看護師の腕のみせどころ
2位の「スキンケア」は、「皮膚状態をアセスメントし、被覆材、薬剤などを選択・処置することで結果が目に見える」(兵庫県・クリニック勤務)「ケアを継続することで劇的な改善がみられQOLの向上に結びついた」(神奈川県・社会福祉施設勤務)など、経過や結果から自分のケアの効果が目の当たりにできることが好きな理由の代表格。
また、「身体の保清と皮膚の観察をしながら、患者さんとコミュニケーションできる」(東京都・外来勤務)「直接触れることで、患者さんの状態もわかり、何より信頼関係を築きやすいケアだと思う」(大阪府・病棟勤務)「患者さんにリラックスを与えられる」(新潟県・外来勤務)など、スキンケアを通して生じる患者さんとのコミュニケーションに喜びを感じている人も多いようでした。「環境整備」「アナムネ聴取・問診」でも、同様の理由がみられました。
資格取得や勉強などにより「好き」「得意」に
回答者のなかには、おむつフィッターの資格を取得して「排泄ケア」への関心が高まったり、ボディメカニクスの知識を身につけたため「体位変換」「移動・移乗介助」が得意になったというように、資格の取得や専門的な勉強によって、そのケアが好き・得意になったという人もいました。関心のある分野の知識を深めることで、自信をもって「好き」「得意」と言えるようになるのかもしれませんね。

■「その他」の内訳:
清潔ケア(清拭・洗髪)4、フットケア・足浴 3、コミュニケーション 2、排便コントロール、ストーマケア、新生児への授乳、食事指導、傾聴、高齢者への声かけ、退院支援、糖尿病患者教育 など
本記事はニプロ株式会社発行の看護情報誌「ティアラ」2018年12月号 TiaraNo.119より転載しています。