
看護の中で出合いがちな接遇にかかわる困りごとに答えます
今回の質問|Q.気持ちを新たに基本的な行動を見直したいと思っています。最初に意識をしたほうがよいポイントは何でしょうか?

解答:小佐野美智子さん<株式会社C-plan 代表取締役>
A.人とのかかわりで一番基本となるコミュニケーションは挨拶です。相手にしっかりと伝わる挨拶であるか見直してみましょう。
年度の区切りを迎え、職場での基本行動を振り返るよい機会です。基本行動である挨拶がしっかりとできているかを確認してみましょう。
まずはアイコンタクトができているか。忙しいタイミングや何かほかの業務を行っているときなどでも、一度手を止め、相手を見て挨拶や対応ができていますか。アイコンタクトがないと、「挨拶が聞こえていなかったのかもしれない」「無視されてしまった」と思われてしまう可能性もあります。また、アイコンタクトを行う場合は、表情(笑顔)も大切です。その人を受け入れていることを示すために、相手に笑顔が伝わるように意識しましょう。
また、声のトーンや伝え方も重要です。声の高さは「ソ」の音を意識し、少し高めの声で明るく挨拶をしましょう。笑声(えごえ)という、笑顔であることが相手に伝わる声色で伝えると安心感を与えることができます。
皆さんは、院内で必ず挨拶をしていると思います。しかし、いつも、感じよく、明るく、笑顔で行えているでしょうか。挨拶の一つ一つが、自身の印象、そして病院の印象につながります。常に高いレベルで挨拶をすることは、組織全体を明るく、前向きにするための第一歩なのです。
本記事はニプロ株式会社発行の看護情報誌「ティアラ」2023年4月号 TiaraNo.142より転載しています。
