
心のモヤモヤをスッキリ解決!

解説:木村豊美さん<ベスリクリニック 保健師>
今回のストレス|いつまでも仕事を覚えられない後輩にイライラ!自分の業務効率も落ちてしまって…
考えている「仕事」のレベルに差が
仕事を覚えられないということは、言い換えると、「自分の期待するように仕事を覚えてくれない」ともいえます。
例えば、採血で考えてみましょう。勤務経験が長い人が採血を依頼されたら、採血のタイミングやその後の保管方法、必要な検査項目や項目の優先順位など、採血のオーダーが出た意味を理解したうえで採血を行うと思います。一方、経験が少ない人は、採血の物品準備や手順などで頭がいっぱいになってしまうかもしれません。同じ採血という仕事を依頼されても、経験者と初心者では仕事の捉え方にかなりの差があると思います。
イライラの原因は、自分が「期待する仕事」と、後輩が考えている「任された仕事」のレベルのズレかもしれません。まずは、自分は後輩にどこまでのレベルで仕事を覚えてほしいのかを明らかにすると、「ここまでできていたらよいか」と思える線引きができるようになるかもしれません。同時に、後輩にはその仕事をどのように捉えているのか聞いてみましょう。
自分はどのレベルでの仕事を求めているのか、後輩は依頼された仕事をどう捉えているのかを把握し、お互いの考えを確認することをお勧めします。
イラストレーション:イラストAC
本記事はニプロ株式会社発行の看護情報誌「ティアラ」2018年8月号 TiaraNo.117より転載しています。