
心のモヤモヤをスッキリ解決!

解説:長田 梨那 さん<ベスリクリニック 保健師>
今回のストレス|度々ミスをして先輩に怒られることが続きました。仕事に不安を感じて、やる気も出ません。
人間ですから、ミスが起こるのはある程度仕方ありません。だからこそ、チームで確認し合ってミスがないようにする体制や報連相(ホウレンソウ)を行うことが大切。でも、ミスが続いて、先輩から指摘されたり、注意されたりすると、どうしてもやる気はなくなってしまいますね。
実は、やる気がなくなるのは、人間の脳がそのようにできているからなのです。ミスが続くと「また前のように失敗するかもしれない。やりたくない」と脳の思考回路は悪循環を起こします。これが続くと、脳は空回りをしてしまい、さらにミスを生みやすくなってしまいます。
これを解消するために、脳を喜ばせてやる気をアップさせましょう。何をすればよいかというと、自分をほめることです。「1日の締めくくりに今日よかったことを3つ書く」「口に出して自分をほめる」──そうすると脳内では幸福ホルモンが放出され、高揚感や満足感が感じられ、緊張を緩和してくれます。特に、口に出すことは、ただ頭のなかで考えるよりはるかに効果的で、自分の目や耳から情報が入ることで脳がしっかり認識してくれます。「自分、えらい!」「よくやった!」と短くてもOK。仕事中に行えば、集中力アップにも有効ですよ。
ミスをしたことばかりにとらわれず、自分のよいところをどんどんみつけてほめていきましょう。
ミスにばかり目を向けず、自分をほめることで脳のやる気をアップさせていきましょう。
本記事はニプロ株式会社発行の看護情報誌「ティアラ」2023年10月号 TiaraNo.145より転載しています。
