スクラブ法
すくらぶほう
すくらぶほう
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スクラブ法とは、液体石けんや抗菌性洗浄剤などを泡立てて手指・前腕を擦った後、流水で洗い流す手指衛生の手法である。洗浄と消毒を同時に行えることが特徴だが、十分な効果を得るには、しっかり泡立てた状態で30 秒以上擦り洗いを行う必要がある。
従来の衛生的手洗いはこのスクラブ法が主流だったが、多忙な医療現場では手洗い時間が短くなりがちであることや、手洗い設備へのアクセスの不便さなどが課題とされていた。そのため「医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン 」では、より手軽なアルコール擦式製剤による手指衛生(ラビング法)が推奨されている。ただし、ラビング法には洗浄効果がないため、手指に目に見える汚れや有機物が付着している場合は、スクラブ法による洗浄が不可欠である。
スクラブ法を実施する際は、特に洗い残しが生じやすい指先・指間・親指・手首・爪間に注意しながら擦り洗いを行うことが重要である。また、頻回の手洗いによる手荒れは皮膚のバリア機能を低下させ、感染リスクを高めるため、適切なスキンケアへの配慮も必要がある。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
柴田実岐子
(執筆)
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