【重要】WEBサイトのリニューアルとドメイン変更のお知らせ

呼吸リハビリテーションを実施している患者さんに関する看護計画のサムネイル画像
解説
岩見 明子のプロフィール画像

岩見 明子

大阪公立大学医学部附属病院 化学療法センター がん化学療法看護 認定看護師

解説者の記事一覧

肺がん術後で呼吸リハビリテーションを実施している患者さんに関する看護計画

肺がんの手術は胸腔鏡下手術あるいは開胸手術で実施され、手術後は呼吸状態を可能な範囲で回復できるように呼吸リハビリテーションが行われる場合があります。術後の呼吸リハビリテーションは、術後の患者さん全例に実施する施設もあれば、年齢、元々のADL、喫煙歴、術前の呼吸機能、切除する肺の範囲などから総合的に実施の有無を判断する施設もあります。今回は肺がんの術後に呼吸リハビリテーションを実施している患者さんに関する看護計画を立案しました。

*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。

■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2

看護問題

手術後で呼吸機能が低下している

看護目標

呼吸リハビリテーションを実施して呼吸機能が回復する

観察計画 O-P

呼吸状態(呼吸様式、胸郭運動の程度)
咳嗽、喀痰の有無、程度
疼痛の程度、推移
ドレーンの排液量、性状、色調など
創部の感染徴候の有無、程度
離床の程度、活動状況
食事や飲水摂取状況
排泄状況(排便や排尿の回数、性状など)
睡眠状況
術前の呼吸状態(喫煙歴、呼吸機能など)
検査データ(TP、Alb、CRP、WBCなど)
画像データ(胸部X線、CTなど)

援助計画 T-P

多職種と連携して呼吸リハビリテーションを支援する
可能な範囲で深呼吸や自己喀痰を促す
日中は離床できるように環境を整える
客観的な指標(NRS、VASなど)を用いて、継続的に疼痛を評価する
医師の指示に基づく鎮痛薬を使用する

教育計画 E-P

呼吸リハビリテーションの必要性を説明する
離床の必要性について説明する
痛みを我慢しないように説明する

看護計画を書くときに参考にしたい記事

【胸部に術創がある患者さんの術後リハ】術後のリスクを想定して行う
【術後リハ】術前オリエンテーションを行うメリットは?
進む肺がんの個別化治療 ALK陽性非小細胞肺がんにおける 個別化治療の進展と展望とは
肺がんゲノム医療の新たな展開 ~RET融合遺伝子陽性肺がんに対する新薬の登場~
出血に対する看護計画|肺がん術後の患者さん
活動耐性低下に対する看護計画|肺がんの術後で呼吸機能低下がみられる患者さん
急性疼痛に対する看護計画|肺がんの術後の患者さん

\ この記事をシェアする /

この記事に関連する記事