訪問看護のイメージあれこれ
訪問看護とは
今回から全12回にわたって、訪問看護の知識やノウハウについてご紹介していきます。 まず今回は訪問看護に携わったことのない方のために、Q&A形式で訪問看護の概要をご紹介します。
これまでに知り合った20~30代の臨床ナースから聞きました
Q. 病棟でも外来でも、いまひとつ働きがわるくなったナースが移動する先?
A. これは明らかに、誤解です。
移動は、電動自転車もしくは車か徒歩などです。当然、体力がなければ訪問できません。また、私が所属する訪問看護事業所では医療依存度の高い患者をどんどん受け入れています。
1例をご紹介いたしますと、気管切開をしていて人工呼吸器を装着している方、また、ポートカテーテルが挿入された方など、要するに、ICUやCCUに入院を余儀なくされる状態以外の方のすべてが対象となっています。結果、上記のナースではやはり少し難しいのではとも思うくらいです。
Q. 卒後5年以上じゃないとダメなんですよね?
A. 根も葉も根拠もないことです。
長年臨床にいたからといっても人それぞれです。長い=なんでもできるということにはつながりません。大切なのは、患者様やそのご家族へどこまで持てる力を総動員させて関心を示すことができるか、ということです。
Q. 一人っきりで訪問するということは常に高い判断が必要なのでは?
A. そこそこの、ナースとしての判断は必要です。
しかし、訪問看護はチームで行うことが多いため、周囲との連携が重要となってきます。私の所属するミレニアでもチーム制ですから一人で思い悩むことはありません。いつでも管理者をはじめ仲間が応えてくれる安心感があります。
Dr.との関係は?
Q. Dr.との関係や、連携って難しくない?
A. Dr.は基本的にお客様です。
訪問看護指示書というコンプライアンス上必要な書類も作成いただいています。Dr.はいろいろな考え方の人がいらっしゃいますが、在宅医療において一生懸命なDr.は多いです。訪問看護に対する理解も積極的で、とても連携はスムーズですよ。
Q. 夜間の待機などがあり拘束される時間が長いと聞きますが?
A. 緊急時携帯というのがありますが、基本的にはステーションの管理者が携帯しています。
そして、訪問時にきちんとした患者様との関わりを持ってくれば、ほとんどその電話が鳴ることはありません。臨床でいうところの、日勤のスタッフのケアがいまひとつだと、夜勤でナースコールが頻回になる現象と同じです。
少しは訪問看護のイメージが変わったでしょうか?次回は具体的な訪問看護の流れを通じて、ミレニアでも実施している、もう少し具体的な訪問看護のお仕事の流れをご紹介していきます。ミレニアでも取り入れている訪問看護で先進的なアメリカの訪問看護の仕組みも合わせて紹介予定です。お楽しみに!
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