佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
看護師の問診は、短時間で的確に必要な情報を聞き出し、緊張している患者さんの不安を取り除くことが求められます。特に、麻酔の必要な検査や手術の前の問診は、患者さんの準備がきちんとできているか、検査や手術に適した状態かどうかを評価する重要な看護行為です。
そこで、これだけは知っておきたい! 検査や手術の前の問診に必要なフレーズを紹介します。
アメリカの病院で実際に使用されている問診シートの内容に沿って、大腸鏡検査(Colonoscopy)当日の問診をテーマに紹介していきます。
本日のフレーズ
「最後に食べ物を口にしたのはいつですか?
前処置も含めて最後に飲み物を飲んだのはいつですか?」
検査前の問診に必要な項目を質問していきます。今回は、最後に食べ物や飲み物を口にした時間を尋ねましょう。麻酔をするに当たり、重要な情報収集の1つですね。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
A Good Example – おすすめのフレーズ
When did you stop having any food in your mouth?
When was the last time to drink anything including bowel-prep?
「最後に~をしたのはいつですか?」は「when did you stop ~」を使いました。
「stop」は日本でもお馴染みの「止める」という意味です。
「any food in your mouth」は、食べ物を口にすることを指しています。
「stop having any food in your mouth」は、「食べ物を口にするのを止める」=「最後の食事」について聞いています。
飲み物には「when was the last time to drink~」を使いました。
「when was the last time to~」は、「when did you stop~」と置き換えることができます。
前回紹介した「bowel-prep」が出てきました。「bowel-prep」は、大腸鏡検査前の腸を空っぽにする前処置でしたね。
飲み物に関しては、あえて「前処置も含めて」の「including bowel-prep」を加えています。
大腸鏡検査の場合は、当日の早朝に前処置の洗腸剤を服用します。この質問で、前処置が時間通りきちんと行われているか確認もできますね。
本日のマメ知識
ねぎらいの言葉を忘れずに
患者さんは、bowel-prepの質問で「前処置はしんどかった」や「洗腸剤がまずくて飲むのが大変だった」などそれぞれの思いを口にすることでしょう。事実、大腸鏡検査で一番つらいのは前処置と言う人がほとんどで、決して嗜好に合うような飲みものではありません。そんなとき、患者さんへねぎらいの言葉として使えるフレーズが、
I know. It doesn’t taste good. Everyone says bowel-prep is the worst part of the whole procedure.
(洗腸剤、まずいんですよね。みんな前処置がこの検査で一番つらいって言ってますよ)と、患者さんに共感するような感じで使うと、この検査の一番の難所は越えたことが伝わり、患者さんの緊張が少しほぐれる効果があるようです。
次回は、妊娠の可能性について尋ね、尿検査を依頼するフレーズを紹介します。
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