佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
看護師の問診は、短時間で的確に必要な情報を聞き出し、緊張している患者さんの不安を取り除くことが求められます。特に、麻酔の必要な検査や手術の前の問診は、患者さんの準備がきちんとできているか、検査や手術に適した状態かどうかを評価する重要な看護行為です。
そこで、これだけは知っておきたい! 検査や手術の前の問診に必要なフレーズを紹介します。
アメリカの病院で実際に使用されている問診シートの内容に沿って、大腸鏡検査(Colonoscopy)当日の問診をテーマに紹介していきます。
本日のフレーズ
「服をすべて脱いで検査着に着替えてください。靴下はそのままで大丈夫です。
検査着は開いているほうを後ろにしてください。カーテンを閉めますね。
終わったら教えてください」
大腸鏡検査は着替えが必要な検査です。検査着をどう着たらいいのか説明して、着替えができる環境を整えましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
Good Example – おすすめのフレーズ
Please get undressed completely but you can leave your socks on.
Put this gown on. The gown opens in the back. I will close the curtain for your privacy.
Please let me know when you are ready.
「服を脱ぐ」は「get undressed」を使いました。「get undressed」は、着替えをお願いするときに使うフレーズです。
大腸鏡検査は下着も外してもらうので、「完全に」という「completely」を加えて強調しました。
「靴下はそのままで大丈夫です」は「you can leave your socks on」を使いました。
「leave ~on」は、「そのままにする」という意味です。
検査の内容によってどこまで着替えをお願いするか異なります。「leave ~on」は覚えておくと便利なフレーズです。例えば、
* You can leave your bra on. (ブラはつけたままでいいですよ)
* You can leave your glasses on.(メガネはしたままでいいですよ)
* You can leave your pants on.(ズボンははいたままでいいですよ)
「検査着を着る」は「put ~on」を使いました。「put on」は「~を身につける」という意味です。
検査着は施設によって異なりますが、アメリカの検査着は後ろが開いたものを使用します。
患者さんに検査着の着かたを事前に伝え、スムーズに着替えができるよう心掛けましょう。
「検査着は開いているほうを後ろにする」=「後ろが開く」ことを意味しているので、ガウンを主語にして「the gown opens in the back」を使いました。
「開いているほう」を主語にする場合は、「the open goes back」が使えます。
また、「Please put on this gown with the opening in the back」と一文にしてもいいでしょう。
言いやすいほうを使ってくださいね。
ちなみに前開きの検査着の場合は「in the back」を「in the front」に置き換えてください。
「カーテンを閉めますね」は、「I will close the curtain for your privacy」を使いました。「for your privacy」を加えてプライバシーの配慮をアピールしました。
カーテン一つをとっても、日本の施設はプライバシーに充分配慮したものを使用しています。アメリカでは、カーテンの丈が短すぎるものや素材が薄すぎるものなど施設によっては、プライバシーの配慮が十分ではないところも少なくありません。しっかり配慮されている施設は、自信をもってアピールしてください。
「終わったら教えてください」は「let me know when you are ready」を使いました。
「終わったら」は、「準備ができたら」に置き換えることができますよね。
「let me know when you are ready」は、さまざまな検査で使えるフレーズなので覚えておくと便利です。
次回は、身長・体重を尋ねるフレーズを紹介します。
\ この記事をシェアする /
















