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藤原明子

岡山済生会総合病院 内科 内視鏡センター 診療 部長

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症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。


Q. 空腹時と食後に血糖値を測定するのは、なぜ?

A. 初期の糖尿病を検出することができます

私たちの身体は食事を摂ると血糖値が上昇し、同時に急速にインスリンが分泌されて血糖値を下げています。

しかし、軽度の耐糖能異常が生じると、食事による血糖上昇に対応しきれずに食後血糖値が高値になります。

食後血糖が高くても、時間をかけてインスリンを分泌して処理すれば、次の食前までには正常の血糖値に戻すことができるのですが、さらに糖能異常の程度が進むと、次の食前までに処理しきれなくなって、空腹時血糖値も上昇してきます。

耐糖能異常の原因

  1. ●インスリンが枯渇している
  2. ●基礎分泌が低下している
  3. ●インスリンの効きが悪い状態(インスリン抵抗性) 早朝空腹時インスリン値が15μU/mlを超える場合は、インスリン抵抗性が著名な状態になってしまっています

(『ナース専科マガジン』2013年8月号から改変利用)

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