犬飼道雄
執筆者の記事一覧診療報酬のイメージ
皆さんは、「診療報酬」という言葉を聞いて、どのようなイメージをもちますか?お金?面倒な書類作成?興味なし?人それぞれ感じることは異なると思いますが、マイナスイメージを思い浮かべる人も多いかもしれません。では、なぜマイナスイメージを思い浮かべるのでしょう?ぜひ、考えてほしいと思います。
今まで、多数の医療機関を訪問してきましたが、医療職の皆さんは「経営」や「診療報酬」という言葉にマイナスイメージを抱いていることが少なくありません。その根幹にあるのは、「患者への医療行為=お金」ということに対する嫌悪感ではないかと感じています。おそらく、多くの人が「私はお金のために医療を行っているのではない」という意識をもたれているのではないでしょうか。
今回のテーマは、「これからの医療政策と看護にまつわる診療報酬」ですが、まずは「なぜ診療報酬が必要なのか」を理解して、少しでも診療報酬や医療政策に興味をもってもらえればと思います。
診療報酬の役割
医療機関で勉強会を行う際、筆者は診療報酬(経営)について2つのことをお伝えします。まず1つ目は、「診療報酬は、皆さんの労働の対価である」ということ。そして2つ目は、「患者に対して本気でよりよい医療を提供したいならば、診療報酬を適切に算定すべし」ということです。
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