点滴
てんてき
てんてき
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点滴とは、静脈より一定時間継続して必要な液剤 を注入する方法である。主に、意識異常や脱水状態、経口摂取が困難な状態などのときや治療のために、医師の指示のもと、水分、電解質、糖質、タンパク質、ビタミンといった栄養分、抗生物質、抗がん剤等の薬剤を供給する。
点滴は、静脈に穿刺し カテーテルを挿入して静脈路を確保してから行われ、患者さんに対して痛みを伴うことがある。
針を刺す部位として、できる限り太くて弾力がある静脈で、固定しやすい場所を選択することが望ましい。、第一選択として橈側皮静脈や尺側皮静脈が選択される。そのほかにも、肘正中皮静脈などの静脈が挙げられる。 一方、橈骨神経や正中神経などの神経が走行している部位、上腕動脈などの比較的太い動脈が近くを走行している静脈、シャントが作成されている部位、腋窩リンパ節郭清をされている部位は避ける必要がある。
針を挿入した後は血液管の逆流で針が血管に入ったかを確認する。点滴中は滴下速度、顔色など患者さんの状態、穿刺部位に注意を払う。血管外へ漏れている場合、穿刺部位に腫脹や疼痛が生じる。また、静脈へカテーテルが留置されている場合は静脈炎が発生すると、点滴の刺入部や使用されている血管の走行に沿って発赤、熱感、腫脹、疼痛が現れる。
これらの早期発見のために常に観察し、点滴が血管外に漏れている所見や静脈炎が疑われる症状が認められる場合は、速やかに点滴を中断し医師に報告、中止の指示が出た場合は針を抜去する。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
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(執筆)
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