佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
外国人患者さんのバイタルをスムーズにとるために「これだけは知っておきたいフレーズ」を紹介します。今回は、体温編(2)です。

本日のフレーズ
「熱は38.2℃ですね。熱がありますよ。熱っぽいですか? それとも寒気がしますか?」
患者さんの熱が高いですね。値を伝えて、自覚症状の有無を確認しましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Your body temperature is 38.2.
It means you have fever. Do you feel feverish or chilly?
実は、体温の伝え方は非常にTricky(ややこしい)です。アメリカ人に38.2℃と伝えても全くわかってもらえません。
なぜなら、彼らが使うのは摂氏(℃)ではなく華氏(°F)だからです。ちなみに、38.2℃は華氏で100.7°Fです。この変換を暗記するのは、経験上かなり時間がかかるのでお勧めしません。
でも、患者さんに測った値は伝えたほうがいいですね。そして、「それ(38.2℃)っていうのは~」と熱があるかないかを説明するときに使えるのが「It means~」のフレーズです。
例えば、
●Your body temp is 37.5°C. It means you have slight fever.「熱は37.5℃ですね。37.5℃の微熱がありますよ」
●Your body temp is 36.0°C. It means you don’t have fever.「熱は36℃ですね。熱はないみたいですね」
オススメのフレーズで、「熱っぽい」は「Feverish」、「寒気」は「Chilly」を使いました。
ちなみに、病院でよく使われる「シバリング(Shivering)」は、「悪寒」なのでほとんど同じ意味ですが、患者さんがよく使うのは「Chilly」のほうでしょう。
例えば、
I get chilly「寒気がする・ぞくぞくする」
この「Chilly」の動詞形「Chill」には、いろいろな意味がありますよ。本日の豆知識で「寒気」以外の「Chill」を紹介しましょう。

Quick Lesson-本日の豆知識「Chill」を使いこなそう!-
「家でダラダラする」「女子会でまったり」など、リラックスした感じを伝えたいときに「Chill」はよく使われるフレーズです。 例えば、
- I am chilling at home.「家でだらだらしてる~」
- Tonight is girls night out ♫ Let’s chill!!「今夜は女子会だ~。まったりしよ~」
- Would you like to chill out?「ちょっと飲み行かない?」
「chill out」は、「落ち着け~」「ぶらぶら出かけよ~」「会ってのんびり話そうよ~」など、状況に応じてさまざまな場面で使える非常に便利なスラングです。ぜひ、アフター5に「Let's chill」や「Let's chill out」を使ってみてくださいね!
次回は「体温測定するときのフレーズ(3)」のレッスンです。
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