石川亜矢(いしかわ あや)
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■【気胸の看護】 原因とメカニズム
■【気胸の看護】ドレーン管理(1)「エアリーク」をみる
■【気胸の看護】ドレーン管理(2)「呼吸性移動」を見る
ポイント3 全身状態をみる
① 呼吸状態
胸腔ドレナージの場合、まずは呼吸状態をみていきます。呼吸数や呼吸音、呼吸の深さ、リズム、呼吸困難の有無などから呼吸が安定しているかどうかをみます。左右差の確認も忘れないようにします。
また、気胸によって減弱・消失していた呼吸音にどのような変化がみられるか、肺の音を聴診して確認していくことも大切です。
② バイタルサイン
体温、血圧、脈拍、酸素飽和度(SpO2)に変化、異常がないかをみます。採血データがあれば、白血球数(WBC)、赤血球数(RBC)、アルブミン値などもチェックしておきます。
③ 痛み
刺入部の直接的な痛みだけでなく、固定によって生じる痛み、ドレナージで体動を制限されることによる身体的痛みなどがあります。
痛みは患者さんにとって大きなストレスで、治療にも影響を及ぼします。患者さんの訴えや表情、動作などから、痛みの有無や程度、痛みの質などを確認します。痛みが突然強くなったなど大きな変化があった場合は、特に注意が必要です。
また、すでに鎮痛薬を使用しているときは、その効果についてもアセスメントします。
④ 感染徴候
発熱や炎症反応の上昇、刺入部の発赤、熱感、腫脹などが感染徴候です。胸腔ドレナージは、胸腔内と外界を交通させることになるため、細菌が入り込む逆行性感染が起こる恐れがあります。浸出液も感染の原因になります。
ドレーン抜去のタイミング
脱気目的の場合は、エアリークの消失と呼吸性移動の減少が一つの目安になります。これらから気胸が改善されたと推察できたら、ドレーンをクランプした後、胸部レントゲンによって肺虚脱の有無を確認し、虚脱がなければ抜去します。
(『ナース専科マガジン』2013年4月号から改変利用)
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