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認知症・認知機能障害の看護ケア|原因、症状、アセスメントのポイント
問診が最も大切
問診が最も大切。認知症でないかと心配な人、あるいは認知症の人自身が診断を求めて受診することはありますが、多くは家族が親や配偶者の症状を心配し、あるいは生活上の問題が生じて初めて受診させます。
認知症の診断は外来診療で行われます。この診察のなかで「問診」が最も大切で基本です。
何時ごろから、どのように生活上の変化があったのか、それが徐々なのか急なのか、またもの忘れはいつからどのようなことで目立つようになったのか、今の日々の生活はどのように送っているか、これまで脳血管障害になったり交通事故にあったことはないか、現在高血圧の治療を受けてはいないか、またどのような薬をのんでいるか、家族や親戚に認知症に人はいないかなどを聞きます。これだけでもおおよそ認知症かどうかの判断ができることもあります。
どのような検査をするか
通常の高齢者の外来診療と同様に、身体面の診察をしますが、特に手の動き、腱反射など神経系統の診察は重要です。脳血管性認知症の診断の参考になるからです。次に一般的な尿、血液、胸部レントゲン、心電図の検査を行います。血液検査では、甲状腺ホルモンとビタミンB12や葉酸の濃度も調べます。
検査のなかで最も重要で不可欠なのが頭部CTの検査です。これらの検査はどれも高齢者にもあまり負担をかけないで短時間にできる検査です。
心理テストですが、長谷川式スケールやMMSEなどは私はあまり行っていません。このテストは、いかにも高齢者を能力を試しているという印象を与え、心理的負担になることを心配するからです。テストをする場合は高齢者に断って無理のないように慎重に行っています。
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